おはようございます!
営業の澤野です。
昨日一昨日と乾燥によるひび割れについてお知らせしましたが、
乾燥によるひび割れの次に多いのが「沈下ひび割れ」です。
この「沈下ひび割れ」は、比較的早期に発生しやすいひび割れです。
一般的には、生コンクリート打ち込み後数時間で
水平鉄筋の上に規則性のある直線状の表面ひび割れが発生しますが、
特に鉄筋のかぶりが足りない場合には発生の頻度は多くなります。
このように、鉄筋と並行して起こることが多いひび割れです。
抑制対策として、単位水量の少ないコンクリートを使用して打設することがあげられます。
また、かぶりの厚さを充分にとることも大切です。
そして、コンクリートの打ち込み時には分離を防ぐ為にも、
可能な限り低い位置から、また打設の速度はゆっくりと、
高さの違う部分では打ち込み順序に注意して施工することが重要です。